猫の耳や肉球、しっぽなどに触れたときに

なんだか体が冷たい気がする…
体温が下がっているのでは?

と不安になることはありませんか?
特に、元気がない様子や食欲の低下が重なると、体調不良ではないかと心配になりますよね。
結論から言うと、猫の体温が低く感じるからといって、必ずしも異常であるとは限りません。
寒い環境や体の末端の冷えによって、触ったときに冷たく感じることもあります。
ただし、体全体が冷たい・ぐったりしている・震えている などの変化が見られる場合は注意が必要です。
この記事では、次のポイントについてわかりやすく解説します。
猫の体温が低いかもと不安になっている方の参考になればうれしいです。
🐾 猫の体温の変化は、耳や肉球、しっぽなど体の末端の温度として気づくこともあります。
それぞれの部位の温度については、以下の記事でも詳しく解説しています。
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猫の耳が冷たいのは大丈夫?よくある理由と注意したい体調サイン
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猫の肉球が冷たいのは大丈夫?原因と注意したいサイン
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猫のしっぽが冷たいのは大丈夫?よくある理由と注意したい体調サイン
目次
猫の体温が低く感じるのは普通?まず知っておきたいこと
猫の体温が低いかもしれないと感じると、すぐに体調不良を心配してしまうことがあります。
しかし、触ったときに冷たく感じたからといって、必ずしも本当に体温が低いとは限りません。
まずは猫の正常体温の目安と、体温が低く感じやすい理由について見ていきましょう。
猫の正常体温は38~39℃前後

猫の体温は、一般的に38~39℃前後といわれており、人より少し高めです。
そのため、健康な猫でも触ると温かく感じることが多い一方で、耳や肉球、しっぽなど体の末端は周囲の温度の影響を受けやすく、冷たく感じることもあります。
まずは、猫の体温の基準を知っておくことが大切です。
触っただけでは体温は正確に判断しにくい
猫の体に触れて「冷たい」と感じても、それだけで体温が低いとは判断できません。
猫の体温は、触る場所や周囲の温度、寝ていた場所などによって感じ方が変わります。
特に耳・肉球・しっぽなどの末端は温度が変わりやすいため、触った感覚だけで体温を判断するのは難しいこともあります。
耳・鼻・肉球が冷たく感じても体温が低いとは限らない
猫の耳や鼻、肉球が冷たく感じることは珍しくありません。
寒い場所にいたあとや、体がリラックスしているときなどは、体の末端が少し冷たく感じることがあります。
そのため、部分的に冷たく感じるだけなら、すぐに異常であると考えなくてもよいケースもあります。
ただし、体全体が冷たい、元気がないといった変化がある場合は注意が必要です。
猫の体温が低く感じる主な原因
猫の体温が低く感じる背景には、環境の影響だけでなく、体調の変化が関係していることもあります。
ここでは、よく見られる原因を順番に見ていきましょう。
寒い環境に長くいる
冬場や冷えた部屋など、寒い環境に長くいると体が冷えやすくなります。
特に、床が冷たい場所や窓際などで長く過ごしていた場合は、耳や肉球、しっぽなどが冷たく感じることがあります。
このような場合は、まず室温や寝床の環境を見直してみることが大切です。
🐾 寒い時期の室温や環境の見直しポイントについては、こちらの記事でくわしく解説しています。
体の末端が冷えている

猫の体は、耳・肉球・しっぽなど体の末端の温度が変わりやすい特徴があります。
そのため、体の中心が温かくても、末端だけが少し冷たく感じることがあります。
こうした場合は、必ずしも体温が低いわけではなく、末端が冷えているだけのこともあります。
🐾 体の末端は温度の影響を受けやすく、肉球が冷たく感じることも珍しくありません。
肉球の温度については、こちらの記事でも解説しています。
体調の変化で体温が下がっている
猫の体全体が明らかに冷たいと感じる場合や、元気がない、食欲が落ちているなどの変化が見られる場合は、体調の変化によって体温が下がっている可能性もあります。
このような場合は、単に寒いだけではなく、体の不調が関係していることも考えられます。
猫の体温が低いかもしれないときに注意したい体調のサイン

体が少し冷たく感じるだけなら問題ないこともありますが、次のような変化が見られる場合は注意が必要です。
体温だけで判断するのではなく、猫の様子全体をあわせて確認してみましょう。
元気や食欲が落ちている
体が冷たいと感じるだけでなく
といった変化が見られる場合は、体調の変化が関係している可能性があります。
こうした様子が続くときは、念のため獣医師に相談することも検討しましょう。
体全体が冷たい
耳や肉球だけでなく、体全体がいつもより冷たく感じる場合は注意が必要です。
部分的な冷えではなく、体全体の温度が下がっているように感じる場合は、体温が低くなっている可能性も考えられます。
猫の様子をよく観察し、気になる状態が続く場合は獣医師に相談することも検討しましょう。
震えやぐったりした様子がある
猫が震えていたり、ぐったりして元気がない場合は注意が必要です。
このような場合は、自己判断で様子を見るのではなく、早めに獣医師に相談することが大切です。
呼吸が弱い・反応が鈍い
呼びかけへの反応が鈍かったり、呼吸が弱く感じられたりする場合も注意が必要です。
このような状態は、体調の変化が強く出ているサインの可能性があります。
いつもと明らかに違う様子が見られる場合は、早めに受診を検討しましょう。
🐾 体温の変化は、鼻や耳の温度として現れることもあります。
鼻が冷たい場合については、こちらの記事でも解説しています。
猫の体温が低いかも?と思ったときの確認ポイント
猫の体温が低いかもしれないと感じたときは、あわてて判断せず、まずは周囲の環境や猫の様子を確認してみましょう。
まずは室温や過ごしていた場所を確認する

体が冷たく感じるときは、まず寒い場所に長くいなかったかを確認してみましょう。
窓際や冷たい床の上、暖房の届きにくい場所で長く過ごしていた場合は、環境の影響で冷たく感じることがあります。
耳・肉球・しっぽなど体の他の部分も触れてみる
体温の変化は、1か所だけでなく体の他の部分にも表れることがあります。
耳や肉球、しっぽなどを触ってみて、部分的な冷えなのか、体全体が冷たいのかを見てみましょう。
複数の部位を確認すると、体の状態を把握しやすくなります。
元気・食欲・呼吸の様子もあわせて見る
猫の体調は、体の温度の感じ方だけで判断できるものではありません。
など、普段の様子と比べて変化がないかも確認してみましょう。
シニア猫の場合に気をつけたいこと
シニア猫は、若い頃に比べて寒さの影響を受けやすくなることがあります。
そのため、体温の変化が体調のサインとして現れることもあります。
若い頃より寒さの影響を受けやすい
年齢を重ねると、体温調整の働きが変化することがあります。
そのため、寒い環境で体が冷えやすくなったり、体の末端が冷たく感じやすくなったりすることもあります。
小さな変化をあわせて見ることが大切
シニア猫の飼い主さんは、体温だけでなく普段の様子の変化にも気づいてあげることが大切です。
たとえば
といった変化がないかも、あわせて確認しておきましょう。
まとめ|猫の体温が低く感じるときは全体の様子を確認
猫の体温が低く感じるからといって、必ずしも体調不良であるとは限りません。
寒い環境や体の末端の冷えによって、耳や肉球、しっぽなどが冷たく感じることもあります。
ただし、体全体が冷たい、元気や食欲が落ちている、震えやぐったりした様子があるといった場合は注意が必要です。
気になる状態が続くときや、明らかな異変が見られるときは、早めに獣医師に相談することも大切です。
普段からやさしく体に触れながら、小さな変化にも気づいてあげたいですね。
🐾 猫の体温の変化は、耳や肉球、しっぽなど体の末端の温度として感じることもあります。
それぞれの部位の温度について気になる場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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参考資料


