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室内飼いの猫の平均寿命と長生きのための工夫7選

家の中で飼っている猫ちゃんの寿命ってどのくらい?

どうすれば長生きさせてあげられるんだろう?

愛する猫ちゃんと少しでも長く一緒にいたいという気持ちは、みなさん同じですよね。

今回は、このような疑問を解決していきましょう。

室内飼いの猫の寿命は平均15〜16歳。

外に出る猫より約2〜3年も長く生きる傾向があります。

この記事では、室内飼いの猫が長生きするためのポイントを7つご紹介します。

室内飼いの猫の平均寿命はどのくらい?

日本ペットフード協会の調査によると、室内飼いの猫の平均寿命は15〜16歳前後です。

外に出る猫は交通事故や感染症などのリスクが高く、平均で13〜14歳前後とされています。


室内で安全に暮らすことが、寿命を延ばす第一歩です。

近年では、医療の進歩により20歳を超える長寿猫も増えています。

室内飼いの猫の寿命を縮める原因とは?

  • 運動不足とストレス: 狭い空間での退屈が心身に負担
  • 肥満: 関節や内臓に負担をかけ、病気の原因に
  • 口腔トラブル: 歯石・歯周病を放置すると全身に悪影響
  • 不衛生な環境: トイレや寝床が汚れているとストレス増
  • 温度差や寒暖差: 冷えや熱中症にも注意が必要

室内飼いの猫の寿命を延ばすための工夫7選

①栄養バランスの良い食事

年齢に合ったフード選びが大切。

シニア猫には消化しやすく、腎臓にやさしいフードが最適です。

人の食べ物は与えないようにしましょう。

②水分補給を工夫する

水分不足は腎臓病の原因に。

水をぬるま湯にしたり、家の数か所に置いたりして自然に飲める環境を整えましょう。

③室温・湿度の管理

猫が快適に過ごせる温度は20〜28℃

季節ごとに温度差に注意し、強すぎる日差しや冷気を避けましょう。

④安全な遊びと運動

キャットタワーやおもちゃを使って、1日10分でも体を動かす時間を作りましょう。

ストレス解消にもつながります。

⑤定期的な健康チェック

年に1回の健康診断とワクチン接種を習慣に。

早期発見が長生きのカギです。

⑥清潔なトイレ環境

トイレの汚れは排泄トラブルのもと。

1日1〜2回は掃除して清潔を保ちましょう。

⑦愛情を持ったスキンシップ

声をかけ、撫でることで安心感を与えます。

小さな体調変化にも気づけます。

室内飼いの猫の寿命を延ばす生活習慣

  • 年齢に合ったフード選び: 成長段階に応じて栄養を調整
  • 適度な運動で体重キープ: 肥満は万病のもと
  • 安全な日光浴: 網戸ロックで転落防止を

室内飼いの猫の寿命|長生きする家庭の共通点

  • 飼い主が小さな変化に気づける
  • 環境が清潔で落ち着いている
  • 無理のないケアを続けている

特別なことをするより、安心できる日常を守ることが一番です。

まとめ|室内飼いは猫の寿命を守る第一歩

室内飼いの猫の寿命は平均15〜16年。

安全な環境・食事・運動・愛情をバランスよく整えることで、猫と長く幸せに過ごせます。

毎日のちょっとした気づきや小さな工夫が、猫の健康寿命を大きく左右します。

無理をせず、できることから少しずつ始めてみましょう。

「安心して過ごせるおうち」こそが、猫にとって何よりの長生きの秘訣です。

🐾参考資料

  • この記事を書いた人

らむね

2匹のシニア猫(保護猫)と暮らす猫好きブロガー。 「元気なうちからできる、やさしい暮らしの工夫」 をテーマにシニア猫との日々を発信しています。

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