けんこう

【徹底解説】シニア猫にサプリは必要?5つのおすすめケアと成分

うちの子高齢になってきたけど、サプリメントって必要?

シニア猫にどんな成分のサプリをあげたらいいんだろう?

今回は、このような疑問を一緒に解決していきましょう。

シニア猫には、必要に応じてサプリを取り入れることが健康維持の助けになります。

年齢とともに関節や腸、毛艶、腎臓などの働きが少しずつ変化し、食事だけでは補いきれない栄養素が出てくるからです。

たとえば、動きがゆっくりになったり、毛のツヤが減ってきたりするときには、関節ケアや皮膚ケアのサプリが役立つこともあります。

お腹がゆるくなりやすい猫ちゃんには、乳酸菌サプリを選ぶ飼い主さんもいます。

このように、サプリは健康の底上げを目的に猫ちゃんの状態に合わせて選ぶのがポイント。

この記事では、シニア猫にサプリを与える必要性や、おすすめの成分・与え方のコツをやさしく解説していきます。

シニア猫にサプリは本当に必要?

猫はシニア期の前半頃(7歳~10歳頃)から、体の中の働き(代謝や消化吸収力)が少しずつ低下していきます。

若い頃と同じ食事をしていても

  • 吸収できる栄養の量が減る
  • 内臓への負担が増える
  • 免疫力が下がりやすくなる

といった変化が起こります。

そのため、食事だけでは足りない栄養をサプリで補うことが、シニア猫の健康維持に役立つケースもあります。

ただし、サプリは薬ではありません

病気を治すものではなく、毎日の調子をサポートする位置づけで考えるのが安心です。

シニア猫におすすめの5つのケアとサプリの成分

ここでは、特に人気が高く、実際に動物病院などでも取り入れられている成分を紹介します。

関節ケア:「グルコサミン」「コンドロイチン」

年齢を重ねると、関節の動きを支える軟骨がすり減りやすくなります。

グルコサミンやコンドロイチンは、その軟骨をサポートし、スムーズな動きを助ける働きがあるとされています。

ジャンプの回数が減ったり、段差を避けるようになった猫ちゃんには、関節ケア系のサプリを選ぶ飼い主さんも多いです。

お腹の調子を整える:「乳酸菌」「オリゴ糖」

腸内環境を整えることは、健康維持の基本です。

乳酸菌やオリゴ糖は、善玉菌の働きを助けて便通をサポートしてくれます。

シニア猫は便秘になりやすい子も多いので、お腹ケア系サプリは取り入れやすいカテゴリーです。

毛艶・皮膚ケア:「オメガ3脂肪酸」

DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、皮膚のうるおいを保ち、毛艶をサポートしてくれる成分です。

かゆみや乾燥が気になるときにも、フードにプラスして与えると良い場合があります。

体のサビつきを防ぐ:「アスタキサンチン」「タウリン」

これらは抗酸化成分として知られ、体の細胞が酸化(いわゆる老化)するのをゆるやかにするサポートをしてくれます。

シニア猫の健康維持には欠かせない成分のひとつです。

これらの抗酸化成分に加えて、最近では「水素水」を取り入れて体のサビつきをケアする飼い主さんも増えています。

水素(H₂)は、体内の酸化ストレスにやさしく働きかけるといわれており、シニア猫の健康維持をサポートする新しい選択肢として注目されています。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

【厳選】シニア猫におすすめの水素水3選|老化ケアに役立つ選び方と効果

⑤腎臓ケア:「オメガ3脂肪酸」「L-カルニチン」

シニア期に入ると、腎臓の働きがゆるやかに低下していく子が多くなります。

体の中の老廃物をうまく外に出せなくなり、元気や食欲に影響が出てしまうことも。

オメガ3脂肪酸やL-カルニチンは、腎臓の負担をやわらげるサポート成分として注目されています。

「お水をよく飲むようになった」

「尿の量が増えた」

などの変化が気になるときに、早めのケアとして取り入れる飼い主さんもいます。

シニア猫にサプリを与えるときの注意点

まずは「今のごはん」を確認しよう

最近のキャットフードには、すでに多くの栄養がバランスよく含まれています。

サプリを追加する前に、同じ成分が重複していないか確認しましょう。

過剰摂取になると、体に負担をかけることもあります。

タイプ別に与えやすさを選ぶ

サプリには粉末・錠剤・液体などさまざまなタイプがあります。

粉末、液体タイプはフードに混ぜやすく、錠剤は摂取量が安定しやすいです。

猫ちゃんの性格や好みに合わせて、無理のない形を選びましょう。

不調がある場合は獣医さんへ

「サプリをあげているのに体調が良くならない」

「飲んだあと元気がない」

などの変化があったときは、すぐに獣医師へ相談を。

あくまでサプリは健康をサポートする補助的なものです。

らむね家のシニア猫|サプリの取り入れ方と続けるコツ

我が家のシニア猫ロイ坊くん

我が家では、腸内環境を整える目的で「乳酸菌サプリ」を取り入れています。

きっかけは、数ヶ月前からロイ坊くん(10歳男の子)のお腹の調子にゆらぎが見られたこと。

病院で相談したところ、乳酸菌を補うことで腸の動きをサポートできると聞き、試してみることにしました。

最初は

「食べてくれるかな?」

と心配でしたが、嗜好性の高いお魚味のものを選んだこともあり、おやつのカリカリと一緒に問題なく食べてくれました。

(今ではカリカリに混ぜなくても手から食べてくれます。)

乳酸菌は腸内のバランスを整える働きがあるとされていて、我が家のロイ坊くんも取り入れてからお腹の調子が安定してきたように見えます。

あくまで個体差はありますが、穏やかな変化を感じているところ。

劇的な変化ではなく「いい調子を保つ」ための習慣として、ゆるやかに続けています。

ロイシー
ロイシー

なんか最近いい感じだよー🐾

まとめ|サプリを上手に取り入れて、元気なシニア期を

この記事のまとめです。

シニア猫におすすめのケアと成分

  • 関節ケア:「グルコサミン」「コンドロイチン」
  • お腹の調子を整える:「乳酸菌」「オリゴ糖」
  • 毛艶・皮膚ケア:「オメガ3脂肪酸」
  • 体のサビつきを防ぐ:「アスタキサンチン」「タウリン」
  • 腎臓ケア:「オメガ3脂肪酸」「L-カルニチン」

サプリは、今ある元気を少しでも長く続けるためのサポートアイテムです。

大切なのは、猫ちゃんの体調や性格をよく観察しながら、無理のないペースで取り入れること。

そして、サプリを続ける中で「どんな変化があったか」を記録しておくと、より安心です。

サプリを上手に取り入れて、これからも猫ちゃんとの毎日を元気に過ごしていきましょう。

らむね
らむね

我が家で実際に試している乳酸菌サプリ「毎日爽快」について、近々レビュー記事をまとめる予定です。

どんな変化があったか正直に書きますので、ぜひチェックしてみてくださいね🌿

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らむね

2匹のシニア猫(保護猫)と暮らす猫好きブロガー。 「元気なうちからできる、やさしい暮らしの工夫」 をテーマにシニア猫との日々を発信しています。

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