春になると、ブラッシングでたくさん毛が取れたり、床や寝床に毛が目立ったりすることはありませんか。
「換毛期のせいかな」と気になりますよね。
春は冬毛から夏毛へ生え変わるため、抜け毛が増えやすい季節です。
毛づくろいで飲み込む毛も増えるため、毛玉を吐いたり、便や食欲に変化が出たりする猫もいます。
ただし、何度も吐く、食べない、元気がないなどの様子は、換毛期だけで考えず注意が必要です。
この記事では、春の換毛期に見られやすい変化、おうちでできるケア、獣医師に相談したい目安を解説します。
春の換毛期はどんな時期?

春の換毛期は、冬毛から夏毛へ切り替わる時期です。
暖かくなるにつれて被毛が入れ替わるため、普段より抜け毛が目立ちます。
ここでは、春の換毛期の特徴と猫による違いを見ていきます。
冬毛から夏毛へ生え変わる
春は暖かい日が増え、寒い時期に役立っていた冬毛が抜け、軽い夏毛へ切り替わります。
そのため、普段より抜け毛が増えたり、ブラッシングでまとまった毛が取れたりします。
抜け毛の量には個体差がある
毛の長さや量、年齢、暮らしている環境によって、抜け毛の目立ち方は異なります。
たくさん抜ける猫もいれば、変化が目立ちにくい猫もいます。
🐾 春に見られやすい体調や食欲、発情期などの変化を全体で見たい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶︎ 猫は春にどんな変化がある?体調・食欲・発情期のサインと対策
猫の換毛期に見られやすい変化

春の換毛期には、抜け毛だけでなく、毛づくろいや毛玉、便や食欲にも変化が見られることがあります。
毛づくろいで飲み込む毛の量が増えるためです。
ここでは、春に気づきやすい変化を見ていきます。
抜け毛が急に増える
春の換毛期で最も気づきやすいのが、抜け毛の増加です。
ブラッシングのたびにたくさん毛が取れたり、床やソファ、寝床に毛が目立ったりすることがあります。
いつもより掃除の回数が増えたと感じることもありますが、春の換毛期ではよく見られる変化のひとつです。
毛づくろいの回数が増える
抜け毛が増える時期は、猫自身の毛づくろいの回数も増える傾向があります。
体をきれいに保とうとして、いつもより長く毛づくろいをしているように見えることもあります。
毛玉を吐くことがある
春の換毛期は、毛づくろいで飲み込んだ毛を毛玉として吐く猫もいます。
便や食欲に変化が出ることもある
飲み込む毛が増えると、便の状態や食欲に変化が見られる猫もいます。
🐾 春の食欲低下については、こちらの記事でもくわしく解説しています。
春の換毛期にしてあげたいケア

春の換毛期は、抜け毛を取り除くケアと、普段の様子を見守ることがポイントです。
無理に続けるより、猫が受け入れられる範囲で整えていきましょう。
ここでは、おうちで取り入れやすいケアを紹介します。
無理のない範囲でブラッシングする
春の換毛期は、ブラッシングで体に残った抜け毛を取り除いてあげましょう。
毛づくろいで飲み込む毛の量を減らす助けになります。
短時間から始め、その日の様子に合わせて切り上げることがポイントです。
毛の多い猫や長毛の猫も、その子が落ち着ける範囲で続けましょう。
🐾 ブラシ選びで迷ったときは、毛の長さや性格に合わせた選び方や、らむね家で実際に使ってきたブラシも参考にしてみてください。
▶︎ 猫のブラシ選び|短毛・長毛の猫で使ってきたブラシを紹介
お部屋と寝床を清潔に保つ
抜け毛が増える時期は、床や寝床にも毛がたまりやすくなります。
掃除や寝具の手入れを少し増やし、猫がよく過ごす場所を清潔に保ちましょう。
水分や食事の様子も確認する
換毛期は、便や食欲、水分のとり方もあわせて確認しておきましょう。
普段との違いを見ておくと、不調に気づきやすくなります。
🐾 水分摂取の変化が気になる場合は、こちらの記事も参考になります。
▶︎ シニア猫が水を飲まない原因と対策|まず確認したいポイント
換毛期でも獣医師に相談したいサイン

換毛期に見られる変化でも、回数や続く期間によっては別の不調が隠れていることがあります。
「春だから」と考えてしまわずに、普段との違いを確認することが必要です。
ここでは、獣医師への相談を考えたいサインを見ていきます。
何度も吐く・食べない状態が続く
毛玉を吐くことはありますが、何度もくり返す場合は注意が必要です。
吐いたあとに元気がない、食べない、水を飲まないなどの様子がある場合は、早めに獣医師に相談しましょう。
下痢や便秘が続く
下痢や便秘が続く場合は、換毛期の影響だけでなく、別の原因も考えられます。
お腹の不調が長引くときは、様子を見すぎず相談すると安心です。
元気がない・痛そうな様子がある
ぐったりしている、動きたがらない、触られると痛そうにするなど、普段と明らかに違う様子がある場合は注意が必要です。
換毛期だけでは説明しにくいため、早めに受診を考えましょう。
シニア猫や持病がある猫
シニア猫や持病がある猫は、小さな変化が体への負担として表れることがあります。
症状が軽く見えても、長引く場合は早めに相談しておくと安心です。
🐾 春は換毛期だけでなく、寒暖差や生活リズムの変化から体調を崩す猫もいます。
春に見られやすい不調や対策は、こちらでくわしくまとめています。
まとめ|春の換毛期はやさしくケアして見守ろう
春は、冬毛から夏毛へ切り替わるため、抜け毛が目立ちやすい季節です。
ブラッシングや掃除を取り入れながら、便や食欲、元気もあわせて見ておきましょう。
何度も吐く、食べない、元気がないなどの変化が続く場合は、換毛期だからと考えず獣医師に相談することが必要です。
その子の負担にならない範囲でケアを続け、春を穏やかに過ごせるよう見守りましょう。
🐾 春は、換毛期以外にも体調や食欲などに変化が見られることがあります。
春に起こりやすい変化や体調管理については、こちらの記事も参考にしてみてください。
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